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メロディはできた。歌詞も完成しつつある。
さて「タイトル」は?
この1週間、成瀬がやったのは何度も歌うこと。
歌っているうちにまた歌詞が変わってきた。
“サヨナラ”というキーワードから浮かんだタイトルが「冬の終わり」。
自分の辛い気持ちを「冬」にたとえ、それにさよならすることで前向きにがんばっていこうという思いが込められている。
「気持ちは分かるけれどデビュー曲が“終わり”というのはどうだろう?」
ここまできて大五郎はワードにこだわっている。
変える変えないは別にしてもう一度考えてみることになり、結論はまたもや持ち越しに。