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■オールドライカ用広角レンズとの相性
 ミラーレスになって最初に問題になったのが、画面周辺での減光とマゼンタ色への色付きでした。これは距離計連動のライカタイプのAPS-C判のころからあった問題で、フルサイズミラーレス一眼でも、初期では一部にこのような現象が現れる機種もありました。その原因はレンズだけではなく撮像素子にもあるようで、撮像素子の開口率の問題などで、裏面照射タイプになってからこのような現象はあまり見られません。このような現象は、マウントアダプターを使った一眼レフの交換レンズでは見られないことですし、ライカタイプでも広角でオールドに属するものだけに発生する現象です。そして広角といっても焦点距離にすると35mmを境にして、周辺での減光とマゼンタ色への色付きがでてきます。同じ焦点距離35mmのレンズでも被写体によっては気にならないこともあり、モノクロで使用するならまったく問題ないわけです。このあたりをどう考えるかですが、そもそもオールドレンズを使う人はモノクロ派であったりするわけで、それはカメラを使う側がどのように使うか、ミラーレスフルサイズに何を期待するかであるわけです。

≪写真8≫ 左から、フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.(1999年製)、フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.供2010年製)、キヤノン25mmF3.5(1956年製)、IBERIT 24mmF2.4(2018年製)(画像をクリックすると大きくして見られます)


≪作例17≫ 左:フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.(1999年製)、右:フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.供2010年製)。絞りはどちらもF8(画像をクリックすると画素等倍に拡大して見られます)


≪作例18≫ 左:キヤノン25mmF3.5(1956年製)、右:IBERIT 24mmF2.4(2016年製)、絞りはどちらもF8(画像をクリックすると画素等倍に拡大して見られます)

 ≪写真8≫には、左からフォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.(1999)、フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.供2010)、キヤノン25mmF3.5(1956)、IBERIT24mmF2.4(2018)を示しました。()内は販売開始年です。
 そしてタイトルに書いたように、広角でオールドなレンズに関係してくるのです。そこで、1999年に発売されたコシナの超広角レンズの「コシナ・フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.」≪作例17-左≫と1956年に発売されたライカスクリューマウントの当時としては広角大口径交換レンズだった「キヤノン25mmF3.5」≪作例18-左≫で具合を見てみました。特にこのような現象は、ライカマウントの古いレンズタイプの時に発生するわけで、新しい設計のレンズではどうだろうということでコシナ・フォクトレンダースーパーワイドヘリアー15mmF4.5 ASPH.供2010年)を用意しました。この15mmレンズは、最初はフィルムカメラの時代に登場し、デジタルになって改良の況燭でたわけで、まさにこのような現象に対する対策品であるわけです。また「キヤノン25mmF3.5」に対しては、焦点距離が近似しているとしてKIPONの「IBERIT 24mmF2.4」用意しました。このレンズは登場が2018年なので、デジタルを意識したライカMマウントレンズであるわけです。
 結果は、≪作例17-右≫と≪作例18-右≫ご覧になればおわかりのようにデジタルカメラに向けて光学設計が新しければ、より超広角でも問題ないわけです。ただここで色付きのあった同じレンズを他機種で使うと周辺での減光はあっても、色付きのない機種(ボディ)があるのも事実で、このあたりは裏面照射タイプの撮像素子を使った機種に見られます。ライカタイプの古いレンズなどは使わないという人にとっては、まったく問題ないのですが、やはりカメラの楽しみ方いろいろですから、ここはカメラ製造にルーツを持ち、撮像素子から一貫してカメラを製造しているキヤノンにはエールを送るとともに、いまひとつの頑張りをと願うわけです。
 とはいってもやはりマウントアダプターを使っての広角系クラシックレンズの描写は気になるところですので、一眼レフ用を含めて、もう少し掘り下げてみました。

≪写真9≫ 第2世代ズミクロン35mmF2(1969年製)とM42マウントのレビューノン24mmF4(1960年代)です。それぞれマウントアダプターを付けてEOS Rに取り付く状態でセットしてあります(画像をクリックすると大きくして見られます)


≪作例19≫ 第2世代ズミクロン35mmF2(1969年製)、F5.6・1/640秒、ISO100、AWB、三脚使用(画像をクリックすると画素等倍に拡大して見られます)

 用意したのは、僕のお気に入りの第2世代ズミクロン35mmF2(1969年製)とM42マウントのレビューノン24mmF4(1960年代)です。それぞれマウントアダプターを付けてEOS Rに取り付く状態でセットしてあります≪写真9≫。特にレビューノン24mmF4は本来の一眼レフに付けるままの状態ですと、薄くコンパクトレンズなのですが、ショートフランジバックのEOS Rに装着できるようにすると右のように長くなります。
≪作例19≫第2世代ズミクロン35mmF2(1969年製)、F5.6・1/640秒、ISO100、AWB、三脚使用。お気に入りのズミクロン玉です。いわゆる、第2世代の6枚玉です。約50年前のレンズですが解像力も高く、マニュアルフォーカスになることを気にしなければ、小型・軽量のレンズであり重宝しています。結局、ライカには連動距離計が付いていますが、フルサイズミラーレスカメラだったわけです。画像で拡大するとかなり解像力が高いことがわかります。周辺光量の落ち込みは、画面そして解像力はズミクロンの方が高いのです。これは画面中央に輝度の高い白い飛行機、マンションがあるためにそちらに露出が振られており、周辺は落ち込んでいるように見えますが、被写体状が変わればごく普通のレンズ描写になるはずです。

≪作例20≫ レビューノン24mmF4(M42マウント):F8・1/400秒、ISO100、AWB(画像をクリックすると画素等倍に拡大して見られます)

≪作例20≫レビューノン24mmF4(M42マウント)、F8・1/400秒、ISO100、AWB、三脚使用。ドイツの写真販売業者フォトクエレ社向けに、エナ社が1960年代に製造したM42マウントの35mm用一眼レフ用レトロフォーカスタイプの24mm超広角レンズです。撮影は上のズミクロン35mmと同じポジションで、同じ飛行機のプロペラエンジン脇にピントを合わせてありますが、F8に絞っていても解像力はズミクロンの方が高いのです。さらにマンション屋上手すりなど見ると背景のボケ具合はレビューノン24mmの方が大きいのです。画面周辺の光量の落ち込み具合はズミクロンと同様に画面中央に輝度の高い飛行機、マンションがあるためにそちらに露出が引っ張られており、普通のレンズ描写で、大きく変わりはありません。
 第2世代ズミクロン35mmF2、レビューノン24mmF4とも、いずれもオールドレンズですが、撮影結果は十分に写真として許容できる描写範囲だと思います。


≪作例21≫ サイレントモードでの動体撮影:RF24〜105mmF4 LIS USM、焦点距離35mmで、左:絞りF5.6・1/1000秒、ISO1600、右:絞りF4・1/160秒、ISO100、AWB(画像をクリックすると画像を大きくして見られます)

■ミラーレス一眼のサイレントシャッター
 サイレントシャッターモードで撮影すると、電子シャッターを使用して、シャッター動作音と振動のない撮影ができるのですが、動体では歪みがあるように撮影されることもあります≪作例21≫。したがって、大きな動きのある被写体には向きませんが、音楽会や踊りなどで大きく動かない決めポーズなどでは静かなので大変有効です。この歪み具合は、撮像素子の特性、被写体の走行方向、走行速度、撮影距離など相対的な部分で決まることが多いのです。このような歪みをローリングシャッター現象と呼びますが、いまのところミラーレス機全般に見られ、今後の技術的課題といえます。

■フルサイズミラーレス一眼はどこへ向かうのか
 押せば写る時代にあって、限られた時間で最新のカメラに対し、それなりの考えを示すのは難しいことです。したがって、すべてにわたってカメラを見ることは不可能なことであって、あくまでも私がこのカメラを使う視点でレポートを進めてきました。
 今から5年前の2013年の11月にソニーα7Rが発売されたときに、われわれの写真仲間はこぞってこのカメラに手を出しました。それはマウントアダプターを介することで、過去に見捨てられたさまざまなレンズで高画素な写真を撮ることができるようになったことに注目したのです。そして現在までの進化の過程では、ライカM・Sマウントの広角レンズが事実上使えないという困難もありましたが、第2世代機ではほとんど解消され、今では忘れ去られた事象というぐらいになりました。そしてこの5年間、多くのユーザーが言い続けてきたのは、ミラーレスフルサイズ一眼で小型化をというのでした。
 その点においてはEOS Rも十分にクリアしているのですが、この時期ミラーレスフルサイズ一眼に参入のキヤノンもニコンも撮影光学系は、高画質・高級路線へと向かったのです。もちろん、単なる小型・軽量ですと自社のAPS-C機との差別化も難しいでしょうが、いわゆるかつてパンケーキレンズと呼ばれたような薄型の交換レンズが1本あったらいいなと思うのです。もちろんキヤノンとしては「RF35mmF1.8マクロIS STM」がそれにあたるということなのでしょうが、もっと薄くてグリップ部の前面と同レベルのような薄型レンズがあると、凸型した一眼レフのイメージから箱型の収納しやすい形になると思うのです。いずれにしても、スタートしたばかりのミラーレスフルサイズ一眼ですが、今回使用したRF24〜105mmF4 L IS USM、RF35mmF1.8マクロIS STMのほか、RF28〜70mmF2L USM、RF50mmF1.2L USMの合計4本が発表されているわけですが、既存のEFレンズとの互換のなかでどのようなRFレンズがさらに追加されていくのか興味深い点で、それがこれからのフルサイズミラーレス一眼の向かう方向になるのだと思うのです。 (^_-)-☆


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