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【写真2】三脚とケーブルレリーズを使って遠景の森を撮影(画像をクリックすると大きくして見られます)

■実際の撮影にあたって
 今回の撮影にあたっては、カメラ製造側が最初からこれだけのことを提示してきているわけですから、高画質を得るためにはその方法に極力沿って行うことにしました。
 まずランダム撮影以外の固定撮影は、三脚にはフィルム時代の8×10”ビューカメラ用に使っていたHUSKY Quick Setを用意し、シャッターはケーブルレリーズを介して切ることにしました【写真2】。この組み合わせは、大きさ・重量などからして僕的には不本意な組み合わせですが、チャンピオンデータを引き出すためにはということで頑張りました。そしてレンズは、標準ズームで高級LタイプのEF24〜70mmF4L IS USMを使いました。


【作例1:いつもの英国大使館正面玄関】焦点距離:35mm、絞り優先AE(F5.6・1/500秒)、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード、AWB、三脚使用(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例1:英国大使館正面玄関】
 いつもの英国大使館正面玄関です。撮影条件としては、レンズの焦点距離を35mmにセットして、絞り優先AEのF5.6で撮影しています。ピントは、61点の測距点のうち中央最上部の1か所が建物中央上のエンブレムにくるようにしてスポットAFで合わせています。シャッターを切るのは、いつもなら5カット程度で済ませるのですが、今回はブレだけでなくAFもあるだろうからと13回切った中から、最も高解像であろうというカットを選び出しました。そして画質的にどうだろうかということになりますが、エンブレムを画素等倍まで伸ばしてみると、わずかに柔らかさを感じますが、実用上は十分に解像しています。このあたりの見え方が、光学ローパスフィルターが入っているからかもしれませんが、ピクチャースタイルを「スタンダード」でなく、「ディテール重視」にセットしておけばもっとシャープになり、見え方が大きく変わったのかもしれません。ここに掲載の画像はJPEGですが、RAWデータを使えばもっとカリッと仕上げることは可能でしょう。なお、掲載は13カットのうちの1枚で、画素等倍で見ると微妙な違いを各カットとも見せていますが、A3ノビぐらいにプリントしても、その差を見つけ出すのは大変だと思います。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F5.6・1/500秒)、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード、AWB、三脚使用。


【作例2:遠景の森。ピクチャースタイル:スタンダード】焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例2:遠景の森。ピクチャースタイル:スタンダード】
 遠くに見える森の樹木の葉がどれだけ細かく解像するか、ピクチャースタイルはスタンダードで、ピントは1点AF(以下同様)で、ファインダーを覗き中央部樹木に合わせました。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例3:遠景の森。ピクチャースタイル:ディテール重視】(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例3:遠景の森。ピクチャースタイル:ディテール重視】
 遠くに見える森の樹木の葉がどれだけ細かく解像するか、作例2の設定でピクチャースタイルをディテール重視に設定して撮影しました。スタンダードのピクチャースタイルに比べると、全体的に色もわずかに鮮やかになり、シャープさが増した結果でしょうか、視覚的には細かく解像している感じがします。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、ピクチャースタイル:ディテール重視、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例4:遠景の森。ミラーアップの2秒後にシャッターが切れるモード、ピクチャースタイル:スタンダード】(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例4:遠景の森。ミラーアップの2秒後にシャッターが切れるモード、ピクチャースタイル:スタンダード】
 遠くに見える森の樹木の葉がどれだけ解像するか、ピクチャースタイルはスタンダードで、ミラーアップの2秒後にシャッターが切れるように設定して撮影してみました。ミラーアップして、シャッターが切れるタイミングをずらすのは、1/8秒、1/4秒、1/2秒、1秒、2秒後までセットでき、レリーズ全開2回押しで任意の時間で切ることもできます。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例5:遠景の森。ミラーアップの2秒後にシャッターが切れるモード、ピクチャースタイル:ディテール重視】(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例5:遠景の森。ミラーアップの2秒後にシャッターが切れるモード、ピクチャースタイル:ディテール重視】
 遠くに見える森の樹木の葉がどれだけ解像するか、ミラーアップの2秒後にシャッターが切れる設定で、ピクチャースタイルはディテール重視にして撮影しました。ミラーアップして、シャッターが切れるタイミングをずらした結果として、このカットは少なくとも今回撮影した設定では最も解像が高く感じました。ディテール重視モードでシャッター遅延が最も効果が高かったというわけですが、三脚は8×10”用に使っていた大型のHUSKY Quick Setを用意し、シャッターはケーブルレリーズで切ったこともありますが、画素等倍というプリントではありえない拡大率での話なので、プリントにすると、少なくとも今回比較撮影したカットは皆同じように見えるかもしれません。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、ピクチャースタイル:ディテール重視、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例6:遠景の森。ミラーアップの1/4秒後にシャッターが切れるモード、ピクチャースタイル:ディテール重視】(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例6:遠景の森。ミラーアップの1/4秒後にシャッターが切れるモード、ピクチャースタイル:ディテール重視】
 遠くに見える森の樹木の葉がどれだけ解像するか、ピクチャースタイルはディテール重視のまま、ミラーアップの1/4秒後にシャッターが切れるように設定し、撮影してみました。ミラーアップして、シャッターが切れるタイミングをずらすのは、前記のように1/8秒、1/4秒、1/2秒、1秒、2秒後までセットでき、レリーズ全開2回押しで任意に切ることもできますが、作例5の最長秒時の2秒に加え、短い1/4秒にセットしてその違いがあるかを見たのです。結果は、2秒も、1/4秒も大きく変わりません。これは、強固な三脚・ケーブルレリーズ使用による成果が十分に発揮されたと考えますが、いずれにしても画素等倍という通常プリントではありえない拡大率での話なので、実際にプリントして比較すると、少なくとも今回比較撮影したカットは皆同じように見えるかもしれません。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、ピクチャースタイル:ディテール重視、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例7:遠景の森。ライブビュー静音モード1、ピクチャースタイル:スタンダード】(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例7:遠景の森。ライブビュー静音モード1、ピクチャースタイル:スタンダード】
 ライブビュー撮影は一眼レフカメラとは異なった撮影法なので本来ではありませんが、コマーシャルのスタジオ撮影などでは重要とされるモードです。このライブビュー撮影には、ライブビュー静音モードがあり、モード1とモード2があり、モード1は作動音を抑えた撮影ができ連続撮影もでき、モード2はシャッターを全押ししたときに1枚だけ撮影し、シャッターボタンそのまま全押ししているとカメラの作動が停止し、半押し状態に戻したときにカメラが作動するので、撮影する瞬間の音を最小限に抑えることができるというのです。ここでは、簡単のために静音モード1で、ピクチャースタイルをスタンダードにした状態で撮影しました。写された結果からすると、ピクチャースタイルを同じスタンダードにしてありますが、ライブビューで撮影した結果より位相差検出AFで撮影したカットのほうが少し解像は高いように見えますが、露出レベルの違いからかも知れません。いずれにしても画素等倍という現実のプリントではありえない拡大率なので、この差をいっても始まらないでしょう。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例8:遠景の森。ライブビュー静音モード1、ピクチャースタイル:ディテール重視】(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例8:遠景の森。ライブビューモード1、ピクチャースタイル:ディテール重視】
 ライブビュー静音モード1で、ピクチャースタイルをディテール重視にした状態で撮影しました。こちらは位相差検出AFで撮影したカットよりライブビューで撮影した結果よりのほうがわずかに解像は高いように見えますが、これはディテール重視に設定した結果だと思われます。いずれにしても画素等倍という現実のプリントではありえない拡大率での判断なので、この差をいっても始まらないでしょう。
 焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/125秒)、ISO100、ピクチャースタイル:ディテール重視、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例9:モアレ発生のチェック、ピクチャースタイル:スタンダード】焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/100秒)、ISO100、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例9:モアレ発生のチェック、ピクチャースタイル:スタンダード】
ここのお堂の屋根を撮ると、いままでどのカメラもモアレが発生していました。あるときにそのことを見つけて以来、光学ローパスフィルターがなく、鮮鋭度が高いことを自慢する機種がでてくると、いつもこのお堂を撮影してきました。今回のキヤノンEOS5Dsでは、EOS5DsRが光学ローパス効果を打ち消して鮮鋭度が高くなると、キヤノンはいっていますが、この部分の考え方は先述のようにあまり積極的ではありません。むしろ今後とも光学ローパスフィルターが必要であると言い切っているあたりが、他社とは大きく異なる点です。そこで、今回はEOS5Dsの光学ローパスフィルターの効果のほどを見てみようということになりました。結果は、実際の画像にも示しましたが、今までに見たことがないほどにみごとに屋根の板が細かく描写されています。しかも、モアレはまったく発生していないのです。これは、原理的に発生しにくいとされてきたフォビオンセンサーよりもみごとです。
  焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/100秒)、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。


【作例10:モアレ発生のチェック、ピクチャースタイル:ディテール重視】(画像をクリックすると画素等倍で見ることができます)

【作例10:モアレ発生のチェック、ピクチャースタイル:ディテール重視】
 作例9に対して、ピクチャースタイルをディテール重視にしてみました。ディテール重視にすることで、鮮鋭度が増すことでモアレが発生するのではないかとも考えましたが、まったくそのようなことはなく、作例9と同様に、今までには見たことがないほどにみごとに屋根の板が細かく描写されています。しかも、モアレはまったく発生していないのです。ただし画像全体は、ピクチャースタイルをディテール重視にしてもスタンダードとほとんど同じに見えます。風景でのモード変更とは仕上がり方が違うようです。とにかくモアレは見えません。この手の問題はむずかしいですね。すでにモアレの発生具合だけをチェックしたレポートがありますので、そちらを合せてご覧ください。
  焦点距離:35mm、絞り優先AE(F8・1/100秒)、ISO100、ピクチャースタイル:ディテール重視、AWB、三脚、ケーブルレリーズ使用。

 【作例9】と【作例10】を見る限りモアレに関しては素晴らしい結果がでました。いずれにしても、撮影に使用したレンズ(EF24〜70mmF4 L)の解像力、5,040万画素という撮像素子に対し、最適化した光学ローパスフィルターを配置した結果が功を奏したのだろうと思いますが、大変気持ちの良い画像が撮影できたことは、特筆されることだと思います。


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