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市川泰憲(写真技術研究家、日本カメラ博物館)

  市川 泰憲(いちかわ やすのり)
1947年東京生まれ。中学・高校・大学と写真部に所属。1970年東海大学工学部光学工学科卒業。同年写真工業出版社入社、月刊「写真工業」編集長を経て、2009年より日本カメラ博物館に勤務しながら幅広い写真活動を続ける。日本写真協会会員。

■ブログ「写真にこだわる」開設しました
http://d.hatena.ne.jp/ilovephoto/

第五回「LEICA M8の効用」
【シルバーとブラックボディのライカM8】
ブラックボディにはSchneider-Kreuzanx Arriflex-Cine-Xenon 50mmF2が、シルバーボディにはHector 13.5cmF4.5が装着されている
〔画像をクリックすると拡大して見ることができます〕
●ライカM8シリーズに後継はあるか
  ライカM9がフルサイズで登場して、すっかりM8とM8.2(以下M8と略す)の影が薄くなってしまった。「ライカはやっぱりフルサイズ」と第一回目でうたってしまったのは、それなりの理由があったからだ。M型ライカの面白さは、レンズ交換できることであり、古いM型以前のスクリューマウントレンズもアダプターを介せば、何の加工もなく最新のボディにも使えることだ。
  それならばM8も同じではないかということになるわけだが、ちょっと違う。そもそもフルサイズ24×36mmは、ライカ判ともいわれてきた。なんといってもフルサイズはライカが決めた画面サイズなのだ。それが、撮像素子のコストや製造技術の進歩過程によって、APS-Hの段階にとどまっていたのは、あくまでも仮の姿だったのだと考えるのが妥当だろう。
  そもそも画面サイズというのが存在するのはフィルムカメラ時代の産物であって、デジタルの時代にあっては、原則的には撮像素子の大きさに依存してボディを考えればよいわけで、過去のフィルムカメラ時代の交換レンズシステムを引きずる(大切にする)場合にはフルサイズとなるわけだ。この結果、M型ライカとキヤノン、ニコン、ソニーなどの一眼レフカメラメーカーは、35mm判フルサイズにこだわらなくてはならないことになる。
  この部分を切り捨ててしまうというか、もっていなかったメーカーは事情が異なってくる。そのためにAPS-Cフォーマット、フォーサーズ規格、マイクロフォーサーズ規格が新たにデジタルカメラ用として提案され、画面サイズが小さい分だけボディと交換レンズを小型化して新たなシステムカメラ作りを目指しているのが現在だ。ただし、フィルムカメラ時代からのレンズマウントを踏襲しているシステムでは、フルサイズカバーの交換レンズはAPS-Cサイズをカバーする互換性をもっている。
  それでは、ライカもM8系列のAPS-H判を今後も出してくるかということだが、それはほとんどないと僕は見ている。その理由はM9の価格だ。ライカのフルサイズが登場するときは、100万円近くするのではというのが、見識者の見方であったが、蓋を開けてみると、M8.2の価格の横滑りになっていた。多くの予想を裏切ったことになるが、結果としてM型ライカのフルサイズM9は安かったことになる。
  この安くなった理由はライカカメラ社のスタッフによると、多くの部品がM8から流用できたことにあるという。流用できたということは開発費が少なくすむということになり、結果として安くなるわけだ。僕の考えるところでは、M8のトップカバーにあったバッテリー容量表示と撮影可能枚数表示は省略され、M9では背面液晶の表示の中に含まれるようになったあたりは、合理化によりしっかりとコストダウンも図っているのだと思っている。



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