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【作例1】
絞り開放F1.9・AE(1/90秒)、ISO:AUTO(400)、WB:AUTO、JPEGfine
【作例2】
絞り開放F1.9・AE(1/3000秒)、露出+2/3補正、ISO:AUTO(160)、WB:AUTO、JPEGfine
【作例3】
絞りF6.3・AE(1/360秒)、露出+2/3補正、ISO:AUTO(160)、WB:AUTO、JPEGfine
【作例4】
絞り開放F1.9・AE(1/360秒)、露出+2/3補正、ISO:AUTO(160)、WB:AUTO、JPEGfine
【作例5】
絞りF6.3・AE(1/60秒)、露出+2/3補正、ISO:AUTO(250)、WB:AUTO、JPEGfine
●ヘクトール73mmF1.9を使ってみた
 さて軟調描写、つまりソフトフォーカス描写はどのような被写体がいいのだろうか。ベス単ならば、昔ながらの牧歌的な風景もいいけれど、ヘクトール73mmF1.9の代表作には写真家・故木村伊兵衛さんによる肖像写真のように人物の描写が最高なのだと思う。この点に関してはありがたいことに、モデルさんを独占して撮影させていただくチャンスに恵まれた(写真家・田原栄一さん感謝です)。
 撮影は、最短撮影距離でF1.9という大口径の描写を見ることをまずは第一として行った。その結果が【作例1】である。ヘクトール73mmF1.9の最短撮影距離は約1mで、その条件で絞り開放となるとかなりきついはずだが、意外とM9の距離計はしっかりとピントを出してくれる。最短撮影距離で、ヘリコイドを回転させるというよりは、実際は固定したままわずかにカメラを前後させて、二重像が合致したときにシャッターを押すことになるが、撮影後の画像を拡大して見るとまずまずのピント確度だ。
 画面を見ると、全体的にフレアっぽい画面だが、細部を拡大して見ると髪の毛1本、1本までしっかり解像して、唇や歯の質感もヌメっとなかなか感じよくでている。これがヘクトールの描写なのだろう。ただ、画面全体が色づいているのが気になる。これはカメラのホワイトバランスの問題でもあるが、ヘクトールが発売された1932年というと、当然のこととしてコーティング技術はなく、カラーフィルムはまったく一般的でなかった。
 黒白の時代ならば、この色づきは、単なるフレアとして軟調描写の特徴そのものだったのだろう。ちなみにヘクトール73mmF1.9には、1932年に発売された着色粒子スクリーン法によるアグファカラーフィルムのための撮影用モザイクカラーフィルターを取り付けるためにレンズ鏡胴が回転しない直進ヘリコイド式のものもあったという。
 ところで、このヘクトール73mmF1.9を絞って撮影したらどうなるのだろう。【作例2】は絞り開放F1.9で撮影、【作例3】はF6.3に絞って撮影した結果である。作例1よりも作例2のほうが深度が増して、画質も向上していることがわかるが、このあたりはレンズと絞り値の関係の定石どおりということができるが、フレアの発生は絞り込んでも消えない。デジタルの場合トーン補正すればかなりフレアっぽさは解消できるが、それでは描写としてのおもしろさが半減する。またヘクトール73mmF1.9は、後ボケが汚いといわれるがそのあたりを再現したのが【作例4】と【作例5】である。作例4は絞り開放F1.9でボケ味は確かに汚いが、作例5の絞りF6.3のように絞れば少しは解消するというわけだ。こちらもレンズ性能の定石どおりである。


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