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FUJICA ZXM500
応用編(音と映像のオートフェード・オーバーラップ)

このカメラには音と映像を自動でフェードイン/アウトさせることが出来る機能がついています。この機能を利用してワンランク上の作品作りにチャレンジしてみましょう。

フェードイン撮影の方法

  1. サウンドフィルムを使用して音もフェードインさせる場合、録音レベル調節つまみをALCにしておいてください。マニュアルで撮影すると、映像のみがフェードインされ、音はそのまま録音されます。
  2. 撮影を始める前にシャッターボタンを半押しにし、オートフェードボタンを押します。すると絞り指針が右端まで触れて、限界まで絞り込まれます。また、イアホンから音が聞こえなくなります。
  3. シャッターボタンを深く押しこむと同時にオートフェードボタンを離します。徐々に録音レベルが上がり、絞りが正常な位置へと開いていきます。

フェードアウト撮影の方法

  1. フェードインのときと同様に、サウンドフィルムを使用して音もフェードアウトさせる場合、録音レベル調節つまみをALCにしておいてください。マニュアルで撮影すると、映像のみがフェードアウトされ、音はそのまま録音されます。
  2. 普通に撮影を開始して下さい。カットの終わりでフェードアウトするところまできたらオートフェードボタンを押します。録音レベルと絞りがしぼられてゆきます。
  3. 絞り指針が右側の赤い領域に入ったら、シャッターボタンを離して下さい。


↑巻き戻し目盛り

オーバーラップ撮影の方法

上記のフェードイン・フェードアウトと巻き戻しを組み合わせることによって、オーバーラップ撮影をすることが出来ます。

  1. まず、上記の方法でフェードアウト撮影を行ってください。このとき、絞り指針が右の赤い領域に入ったらすぐに撮影を終わることが重要です。
  2. 次に巻き戻します。フィルムの使用具合によって、巻き戻しレバーを同じ角度回転させたとしても巻き戻されるフィルムの量が異なるので、巻き戻し目盛りを見ながら巻き戻す必要があります。具体的には、はじめにフィルムカウンターを見て現在何メートルフィルムを使用しているか確認します。(これをAメートルとします。)そして、巻き戻しクランクを起こし、ボディー側に押しつけながら、巻き戻し目盛りがAメートルを指すまで巻き戻します。この操作によってフィルムがフェードアウトされ始めるところまで(約30センチ前)巻き戻されます。
  3. 最後に、上記の方法でフェードイン撮影を行います。このときも、撮影開始と同時にオートフェードボタンを離すことが肝心です。

フィルムカウンターはまき戻しに伴って巻き戻されないので、巻き戻し1回につきフィルムカウンターの示す値は30センチずつ進んだ値になることに注意して下さい。

なお、巻き戻し目盛りの示す値より心持ち多めに巻き戻しておくほうがうまくいく場合が多いと思われます。

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