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自分で出来る簡易テレシネ変換

れでは自分で出来る簡易テレシネについて説明します。

簡易テレシネの原理はいたって単純で、映写機で映写した映像をそのままビデオカメラで撮影することにより、テレシネ変換をおこなうというものです。

まず、スクリーンもしくは白い画用紙を用意し、そこに映写機で映像を映写します。あまり大きく映写する必要もないので、ピントが合う範囲でなるべく近くから、縦が20cmぐらいの大きさになるように映写します。近ければ近いほど明るく映ります。次に、映写機のレンズとスクリーンを結んだ線上にビデオカメラをセットします。もちろん映写機の光をさえぎっては行けないので、少しだけ上下あるいは左右にずらします。ビデオカメラの構図・ピント・明るさを合わせます。このとき注意しなければならないのは、ビデオカメラのオートフォーカス及び、「明るさ」の自動調節機能を解除し、撮影中にピントがボケたり明るさが変化しないようにするということです。とくに、映写している映像に明るさの変化があると、それに合わせてビデオカメラがそれを抑えようとして、結果的にオリジナルの映像とは異なる明るさで記録してしまうからです。ビデオに録画する前に、一度全編をテレビモニター上で映り具合を確認しておくとより良い仕上がりが期待できます。好みの映像に合わせて明るさやカラーバランスを調節してみてください。また、必ずしも部屋を暗くして作業する必要はありませんので、部屋の明るさや照明の色を変えてみるのも面白いかもしれません。さらには、スクリーンや白い画用紙だけでなく、木材や“すりガラス"など様々な素材に映写すると、面白い質感が出せるかもしれません。

フリッカーを取り除く

かしながら上記の方法でテレシネ変換すると最も問題になるのがフリッカーが出るということです。これを解決するには、映写速度を連続的に調節できる映写機を使用して、20コマ/秒ぐらいのスピードで映写してみてください。こうすることによりフリッカーはなくなりますが、当然被写体の動きが不自然になります。その不自然さが目立たない被写体なら良いのですが、そうでない場合はフリッカーの問題はあきらめて、テレシネ変換サービスに出すしかありません。なお、プロ用の高級なカメラには、フリッカーを除去するクリアスキャン機能がついているものもあります。そういったカメラを使用すれば、簡易テレシネでも満足の行く画質が得られると思います。


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