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どのように古墳をつくった
古墳の各部分の名前
古墳の各部分の名前 写真をおおきく
  • 墳丘(ふんきゅう)-遺体(いたい)をおさめるためにつくった山のようなところ
  • 周濠(しゅうごう)-墳丘のまわりにある水のたまったところ
  • 埋葬施設(まいそうしせつ)-遺体(いたい)をおさめるところ
  • 埴輪列(はにわれつ)-墳丘やそのまわりの平らになったところに埴輪を列にしてならべたところ
  • 造出し(つくりだし)-後円部(こうえんぶ)と前方部(ぜんぽうぶ)がかさなるところの下のほうに四角くとびだしたところ。ここにはお葬式で使ったり、葬(ほうむ)る人にささげる品物(しなもの)を中心におきました。


古墳のかたちや大きさを正確につくれるのは
 古墳をつくった当時(とうじ)の人々も、ものさしをもっていて、3分の2や2分の1の長さの同じかたちをした古墳をつくっています。ただ、その長さの単位は今のような1メートルとか1センチメートルというようなものでなく、人が手を広げた長さという説があります。


古墳の方位は
竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)の古いものは頭を北の方にするときが多いのですが、必ずというわけではありません。
横穴式石室(よこあなしきせきしつ)のばあいは入り口を南に向けるときが多いのですが、これも必ずというわけではありません。


古墳をつくる材料・道具は
古墳をつくる道具 材料(ざいりょう)
  • 盛土(もりど)のための土
  • 葺石(ふきいし)のための石
  • 埴輪(はにわ)をつくるための粘土(ねんど)やそれを焼(や)くための薪(まき)
  • (くい)や飾(かざ)りものをつくるための木
道具(どうぐ)
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古墳をつくるときに木を切るのは
 古墳の墳丘(ふんきゅう)の中を発掘調査(はっくつちょうさ)すると、盛土(もりど)をする前の地面の上に灰のまざった土が見つかることがあります。これは、山の木を切り、必要(ひつよう)な木はとっておいて、残(のこ)りを燃(も)やして灰になったものといっしょになった土だろうとされています。燃やしたあとは土をならしてそのうえに土を盛っていきます。


古墳に段があるのは
 大きな前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)は、ふつう墳丘(ふんきゅう)が3段になっています。
 古い古墳の中には何段も段を重(かさ)ねたものがあります。墳丘のかたちをつけるためには、作業(さぎょう)がしやすかったようですが、どうして3段なのかはわかっていません。


盛る土はどこから
盛る土は? 写真をおおきく
 墳丘(ふんきゅう)のまわりに堀(ほり)や堤(つつみ)をつけますが、その堀の土を掘(ほ)るときにでた土のほとんどは中の墳丘を高くするために盛(も)る土に使いました。ただ、単(たん)に土を盛るだけでなく、何回も水平(すいへい)にならして積(つ)んでいきました。その時に積む土は砂利(じゃり)の多いさらさらした土や粘土(ねんど)のようなネバネバした土などをかわるがわるに積んで、くずれない工夫(くふう)をしています。


周濠があるのは
 古墳のまわりに堀をまわしますが、その中でも水がたまっているものを周濠(しゅうごう)といいます。水があるとその中にはなかなか入っていけないし、中のものがなぜか特別(とくべつ)なもののように見えます。濠(ほり)に水をためるために堤をつけるようになりますが、そうしたいろいろな囲みがよりいっそう人を古墳に入れなくして、できるだけ大きく見えるようにもなりました。


葺石を葺くのは
葺石を葺くのは 写真をおおきく
 古墳(こふん)時代の前の弥生(やよい)時代の墓(はか)の中には、墓の広さがはっきりとわかるように石の列(れつ)で区画(くかく)をつくったり、表面(ひょうめん)に石を貼(は)ったりするものがあります。古墳時代になって、そのような墓の墳丘(ふんきゅう)の表面に石をおくというアイディアをとり入れ、墳丘の区画をはっきりと、そして、りっぱにみえるようにと石が葺(ふ)かれるようになりました。


葺石はどこから
 葺石(ふきいし)の小さなものは堀(ほり)の土を掘(ほ)るときに出たものや、ほとんどのばあいは近くの川原(かわら)でひろいあつめました。兵庫県(ひょうごけん)の五色塚(ごしきづか)古墳では、大きな石は海をわたって10キロメートルはなれたところから運(はこ)んできました。


埴輪はどこに
埴輪はどこに? 写真をおおきく
 埴輪(はにわ)のうち、円筒埴輪(えんとうはにわ)や人や動物(どうぶつ)の形の埴輪は墳丘(ふんきゅう)が段(だん)になっているところの平(たい)らなところや堤(つつみ)の上のところにならべます。家や武器(ぶき)のかたちをした埴輪(はにわ)は、おもに石室(せきしつ)の上や入り口のところ、造出し(つくりだし)の上のところなどにおきます。


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