大阪府立近つ飛鳥博物館  平成21年度冬季特別展

「ふたつの飛鳥の終末期古墳-河内飛鳥と大和飛鳥-」




伝孝徳陵陪冢出土 海獣葡萄鏡

開催趣旨

 日本列島では、3世紀中頃以降、前方後円墳を築造する時代が300年以上にわたって続きます。6世紀の終わり頃になると前方後円墳は姿を消しますが、以後8世紀初め頃までなお古墳は造られ続けます。この時期は古墳時代終末期とされ、この間に造られた古墳は終末期古墳と呼ばれています。
  前方後円墳築造停止後の古墳の形は円墳や方墳が主流になり、やがて大王墓では八角形墳が採用されるようになります。古墳の埋葬施設である横穴式石室には、加工した石材が用いられるようになり、さらに横口式石槨という新たな埋葬施設も現れます。このような終末期古墳の分布の中心は、「河内飛鳥」と「大和飛鳥」にあるのです。
  終末期古墳が築造された時代は、推古朝から平城遷都へと至る、まさに律令国家成立の動きが加速する時期に相当します。終末期古墳が「河内飛鳥」と「大和飛鳥」の地に集中して存在するのは、ふたつの地域が律令国家形成に大きな役割を果たしていたからなのでしょう。また、終末期古墳の墓制には、そうした時代背景が強く反映していると考えられます。このたびの展示では、河内飛鳥と大和飛鳥の地に集中する終末期古墳に焦点をあて、それぞれの特徴や多様性を探ってみたいと思います。

内容 
主催

大阪府立近つ飛鳥博物館 毎日新聞社
後援

明日香村教育委員会 河南町・河南町教育委員会 太子町・太子町教育委員会 
近畿日本鉄道株式会社
開催期間

平成22年1月23日(土)~ 平成22年3月14日(日)
開館時間

午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日

毎週月曜日
入館料

一般600円[480円]、 65歳以上・高校・大学生400円[320円]
中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方(介助者を含む)は無料
([ ]内は20名様以上の団体料金)
交通

近鉄長野線喜志駅または富田林駅下車、金剛バス阪南ネオポリス行き終点下車徒歩8分。
関連事業

講演会 午後1時30分~3時 場所/博物館地階ホール(定員200名)
      *12時から、1階ロビーにて入場整理券を配布します。
   1月31日(日) 水野正好氏(財団法人 大阪府文化財センター理事長)
              「終末期古墳を支えた人と思想」
   2月14日(日) 高橋照彦氏(大阪大学准教授)
              「大王陵最後の前方後円墳をめぐって」
   2月28日(日) 猪熊兼勝氏(京都橘大学名誉教授)
              「斉明女帝大葬を凝視した鬼」
   3月 7日(日) 白石太一郎(大阪府立近つ飛鳥博物館館長)
              「ふたつの飛鳥の終末期古墳 -横口式石槨を中心に-」

発掘調査報告会
  2月11日(木・祝) 時間/午後1時~午後4時 場所/博物館地階ホール(定員200名)
               *12時から、1階ロビーにて入場整理券を配布します。
    桝本哲氏(財団法人 大阪府文化財センター)
         「平石古墳群の調査成果 -シシヨツカ・ツカマリ・アカハゲ古墳を中心に-」 
    河内一浩氏(羽曳野市教育委員会)
         「羽曳野市の終末期古墳 -小口山古墳の調査を中心に-」
    西光慎治氏(明日香村教育委員会)
         「明日香村の終末期古墳の調査成果」

ミニシンポジウム
   2月21日(日)
   時間/午前10時30分~午後4時 場所/博物館地階ホール(定員200名)
    〔講演会〕
           相原嘉之氏(明日香村教育委員会)
             「大和飛鳥の終末期古墳と被葬者」
           堀田啓一氏(奈良県立橿原考古学研究所指導研究員)
             「河内飛鳥の終末期古墳と被葬者」
           塚口義信氏(堺市女子短期大学名誉学長)
             「文献史料からみた終末期古墳の被葬者像」
    〔ミニシンポジウム〕
           パネリスト/講演者3名(上記)
           司会・進行/白石太一郎(大阪府立近つ飛鳥博物館館長)

河内飛鳥れきしウォ-ク   近つ飛鳥博物館・河南町共同企画
「平石古墳群と金山古墳をたずねて」
日時   2月6日(土) 午前10時30分~午後4時
集合   大阪府立近つ飛鳥博物館
解散   近鉄富田林駅
内容   講演会 白石太一郎(大阪府立近つ飛鳥博物館館長)
      「双円墳・金山古墳をめぐって」
特別展解説・現地見学(バス利用)
参加費   1000円
定員   100名(応募多数の場合は抽選)
応募方法   その1 往復はがきで申し込み
     参加希望者の住所・氏名・連絡先を明記の上、
     〒585-0001 大阪府南河内郡河南町大字東山299
     大阪府立近つ飛鳥博物館 
     「双円墳・金山古墳をめぐって」係まで

その2 インタ-ネットで申し込み
     ここをクリックしてください。(申し込みフォ-ムがございます。)
     ※どちらも1回(1通)につき3名まで
     (必ず参加者全員のお名前をお書きください)。

締 切 り 平成22年1月27日(水) はがきは当日必着
※申し込み受付は終了しました


学芸員による展示解説  時間/午後2時~2時30分
   1月24日(日)
   2月13日(土)
   3月 6日(土)/13日(土)



シシヨツカ古墳出土 銀象嵌大刀束頭


奈良県高松塚古墳出土 刀装具



奈良県植山古墳歩揺付飾金具
問い合わせ先

〒585-0001 
大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
大阪府立近つ飛鳥博物館
TEL0721-93-8321
           



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〒585-0001 大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
TEL. 0721-93-8321(代)
FAX. 0721-93-8325




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