![]() 伝孝徳陵陪冢出土 海獣葡萄鏡 |
| *開催趣旨 |
日本列島では、3世紀中頃以降、前方後円墳を築造する時代が300年以上にわたって続きます。6世紀の終わり頃になると前方後円墳は姿を消しますが、以後8世紀初め頃までなお古墳は造られ続けます。この時期は古墳時代終末期とされ、この間に造られた古墳は終末期古墳と呼ばれています。
前方後円墳築造停止後の古墳の形は円墳や方墳が主流になり、やがて大王墓では八角形墳が採用されるようになります。古墳の埋葬施設である横穴式石室には、加工した石材が用いられるようになり、さらに横口式石槨という新たな埋葬施設も現れます。このような終末期古墳の分布の中心は、「河内飛鳥」と「大和飛鳥」にあるのです。
終末期古墳が築造された時代は、推古朝から平城遷都へと至る、まさに律令国家成立の動きが加速する時期に相当します。終末期古墳が「河内飛鳥」と「大和飛鳥」の地に集中して存在するのは、ふたつの地域が律令国家形成に大きな役割を果たしていたからなのでしょう。また、終末期古墳の墓制には、そうした時代背景が強く反映していると考えられます。このたびの展示では、河内飛鳥と大和飛鳥の地に集中する終末期古墳に焦点をあて、それぞれの特徴や多様性を探ってみたいと思います。
| *内容 |
| ●問い合わせ先 |

OSAKA PREF. CHIKATSUASUKA MUSEUM
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